14.3 MISC1

その他の基本処理下位パッケージ MISC1 は, ビットパターン・文字の処理や, ファイルの入出力などシステムに依存するライブラリ, および日付・時間など, 数学的取り扱いとはやや異なるライブラリなどを含んでいます.

MISC1 は, 次のサブパッケージから構成されています.

 

$\bullet$ BITLIB: ビットパターンの処理 C
$\bullet$ CHGLIB: 大文字・小文字の変換 FC
$\bullet$ CHKLIB: 文字種の判別    
$\bullet$ CHNLIB: 文字列の置換    
$\bullet$ FMTLIB: 数値の文字列化    
$\bullet$ DATELIB: 日付の取り扱い D
$\bullet$ TIMELIB: 時刻の取り扱い D
$\bullet$ MISCLIB: 雑多なメソッド(元関数)・メソッド(元サブルーチン) FC
$\bullet$ CLCKLIB: CPU時間の取り扱い    
$\bullet$ FIOLIB: ファイルの入出力    
$\bullet$ RANDLIB: 疑似乱数   FC
$\bullet$ HEXLIB: 16進定数の処理      
$\bullet$ REALLIB: 実数の変換      


ここで, *, ☆, D, F, C の各印は, 次のような意味を持っています.

* :
MISC1 以外のライブラリの実行に必要なパッケージ
☆ :
機種依存性のあるメソッド(元サブルーチン)を含む
D :
機種依存性のあるメソッド(元サブルーチン)をダミールーチン としても, 致命的な支障はないもの
F :
機種依存性のあるメソッド(元サブルーチン)に対して, FORTRAN のプロトタイプ(機種依存性がないと思われるコード) が用意されているもの
C :
機種依存性のあるメソッド(元サブルーチン)に対して, C のメソッド(元関数)が用意されているもの