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[dennou-ruby:003923] 等間隔格子データでの微分メソッドの異常



堀之内さま,電脳 Ruby のみなさま: 
京都大学 気象学研究室 M1 の松葉と申します.

等間隔格子にもかかわらず GPhys#cderiv と GPhys#threepoint_O2nd_deriv とで
結果が全然異なってくる事例に遭遇しましたので,ご報告いたします.

今回の描画に使用したデータ (NetCDF) とスクリプト,その実行結果の図を添付します.
GPhys#cderiv を用いた方が正しい結果です (自作した前進差分のメソッドで確認済).
桁で合わないし,なにより変動のパターンが上下逆転してしまっています.

何か使い方が間違っているか,バグか,データ側の問題か,のいずれかだとは思うのですが,
どういうときに結果が一致しないのかが不明で困っています.当面は GPhys#cderiv を用いる
方向で回避していますが,原因がわかりますと大変幸いです.

なお,用いた GPhys のバージョンは 1.4.3 で,Ruby のバージョンは 1.8.7 です.
お手数おかけしますが,よろしくお願いいたします.

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松葉 史剛 (Fumitaka MATSUBA)
京都大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻
地球物理学教室 気象学研究室 M1

Attachment: tmp.nc
Description: Cdf file

Attachment: test_cderiv.rb
Description: Binary data

Attachment: dcl.png
Description: PNG image