堀之内さま,電脳 Ruby のみなさま:
京都大学 気象学研究室 M1 の松葉と申します.
等間隔格子にもかかわらず GPhys#cderiv と GPhys#threepoint_O2nd_deriv とで
結果が全然異なってくる事例に遭遇しましたので,ご報告いたします.
今回の描画に使用したデータ (NetCDF) とスクリプト,その実行結果の図を添付します.
GPhys#cderiv を用いた方が正しい結果です (自作した前進差分のメソッドで確認済).
桁で合わないし,なにより変動のパターンが上下逆転してしまっています.
何か使い方が間違っているか,バグか,データ側の問題か,のいずれかだとは思うのですが,
どういうときに結果が一致しないのかが不明で困っています.当面は GPhys#cderiv を用いる
方向で回避していますが,原因がわかりますと大変幸いです.
なお,用いた GPhys のバージョンは 1.4.3 で,Ruby のバージョンは 1.8.7 です.
--
松葉 史剛 (Fumitaka MATSUBA)
京都大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻
地球物理学教室 気象学研究室 M1