DCL:GRPH2:U[XYZ]PACK : 直交座標軸ルーチン
UXPACK/UYPACK/UZPACK は直交座標系の座標軸をプロットするための メソッド(元サブルーチン)パッケージである. したがって, 変換メソッド(元関数)番号としてはitr=1〜4(直角直線座標系)の 正規化変換に対してのみ使用できる. それ以外の変換メソッド(元関数)番号を指定しても動作は保証されない.
このパッケージにもとづいてULPACK (第4章),
UCPACK (第5章), USPACK (第7章)などの
座標軸関連パッケージは構築されている.
UXPACK/UYPACK/UZPACK それぞれのパッケージの機能は
次のようになっている.
UXPACK : X軸をプロットする UYPACK : Y軸をプロットする UZPACK : 内部変数の管理や初期化をおこなう
UXPACK, UYPACKはそれぞれ次のような3レベルのメソッド(元サブルーチン)群からなる.
簡単な座標軸の作画をしようとするユーザーは,
「座標軸の場所」に関する次節の説明を読んだあと
3.6節の「上位応用ルーチンの説明」に
進んでもらえれば,
おそらく期待に沿うような座標軸の描画ができるはずである.