7.1 概要

USPACK はデータを簡単にグラフ化することを主目的とした いわゆるオート・スケーリング・ルーチンのパッケージである. このパッケージの主な機能は,

1.
データの最大最小値を調べて, 適切な正規化変換パラメタを求める.
2.
現在設定されている正規化変換に対して, 適切な目盛及びラベル間隔を計算して座標軸を描く.
ことである. 2番目の座標軸を描くルーチンは, 独立に呼ぶことができるので, 簡単に座標軸を描くユーティリティーをしても使える. コンターを描くUDPACKなどと組み合せて使うと便利である.

なお, 実際の折れ線グラフはUUPACK, 座標軸やタイトルはUXPACK/UYPACKなどに依存している.