プログラム hop で, DCL グラフィクスの基本的な構成を説明しておき
ましょう. まず, 7行めから13行めまででデータを作り, 実質的には20行めか
ら26行めまでで図形を描いています.
まず, 出力装置のオープンとクローズに関連する3つのメソッド(元サブルーチン)について 説明しましょう. 例えば1冊のノートにグラフを描くことを思い浮かべると, 次のような手順に相当します. ノートを出してきて机の上に置き(gropn), 新しいページを開いて(grfrm), そして, 何かグラフを描きま す. 最後は, 後片付け(grcls)をして出来上がりです. この grfrm と grcls のあいだでさまざまな作画ルーチンを呼ぶことにより, 多種多様な図形が描けるようになります.
iws (整数型) 各装置の番号. iws>0: 横長画面, iws<0: 縦長画面(90度回転). 図形を描くために, ディスプレイやプリンタなど図形出力装置の準備をする.
新しい作画領域を設定する.
もう一度呼ぶと, いわゆる「改ページ」操作になる.
描画を終了する時の操作.
図形処理の最後に呼ぶ.