8.2.3 udgcla

1.
機能
udcntr (またはudcntz)で使うコンターレベル値を 最小値・最大値および きざみ値またはおよそのレベル数で設定する.
2.
呼び出し方法
NumRu::DCL.udgcla(xmin,xmax,dx)
3.
パラメーターの説明
xmin, xmax (R) コンターレベルの最小値と最大値. 必ずしもきりのよい値でなくてもよい.
dx (R) dx>0のとき dxをきざみ幅とする.
    dx=0のとき内部変数 'NLEV'を参照して, 約 nlev本の コンターレベルを生成する.
    dx<0のとき約 INT(ABS(DX))本の コンターレベルを生成する.
4.
備考
(a)
xmin≠xmaxでなければならない.
(b)
コンターレベルはDXが決めるきざみ幅の整数倍に なるように設定される.
(c)
コンターにつけるラベルは, サブルーチンUDLABLが生成する. このとき使用するフォーマットは, メソッド(元サブルーチン)udqfmt/udsfmtで 参照/変更できる(8.2.9節参照).
(d)
コンターにはmajor lineとminor lineの2種類がある. major lineとはラベル付きのコンターで, minor lineとはラベルなしのコンターである. (ただし, 内部変数'LABEL'.false.にすれば major lineもラベルなしとすることができる. 初期値は.true.) major lineのラインインデクスは内部変数 'INDXMJ'が決める(初期値は3). major lineに付けるラベルの文字高は内部変数 'RSIZEL'が決める (単位はV座標系の値;初期値は不定. このときrsizeluzpget/uzpsetの管理する内部変数'RSIZEL1'を参照する). minor lineのラインインデクスは内部変数 'INDXMN'が決める(初期値は1).
(e)
内部変数'LDASH'.TRUE.のとき, コンターレベルが負のコンターラインは内部変数'IDASH'を参照して そのラインタイプで描かれる ('LDASH'の初期値は.true., 'IDASH'の初期値は3:破線). それ以外のコンターラインは内部変数'ISOLID'を参照して そのラインタイプで描かれる ('ISOLID'の初期値は1:実線).
(f)
minor lineをmajor lineの間に何本引くかは内部変数'ICYCLE' (初期値は2)が決める. すなわち'ICYCLE'で参照する値に1本の割合で major lineを引き, 残りはminor lineを引く. major lineのコンターレベルはdxで決まるきざみ幅の'ICYCLE'倍 になるように設定される.