2.2 基本概念(1): 出力装置のオープンとクローズ

プログラム hop で, DCL グラフィクスの基本的な構成を説明しておき ましょう. まず, 7行めから13行めまででデータを作り, 実質的には20行めか ら26行めまでで図形を描いています.

まず, 出力装置のオープンとクローズに関連する3つのメソッド(元サブルーチン)について 説明しましょう. 例えば1冊のノートにグラフを描くことを思い浮かべると, 次のような手順に相当します. ノートを出してきて机の上に置き(gropn), 新しいページを開いて(grfrm), そして, 何かグラフを描きま す. 最後は, 後片付け(grcls)をして出来上がりです. この grfrmgrcls のあいだでさまざまな作画ルーチンを呼ぶことにより, 多種多様な図形が描けるようになります.