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[dennou-ruby:001870] Re: GPhys::EP_Flux ver.0.0.2.2 released



堀之内です。

お絵書きのデモとしては、divergence に色を付けて表示し、その上に
矢印で flux を示すというのは如何?

> demo3 について。lcntl を false にするかわりに、下付き添字指定の
> 制御文字を '_' 以外の何かにするという手があります。縦軸はその方
> が綺麗になりますね。

ところで residual circulation ですが、南半球の高緯度が特に強いの
はエラーっぽいですね。南極の地面の下のデータもかなり使ってそうで
すし。その辺り、後から欠損にするとか、面倒なら70Sより南は表示
しないというのがいいのでは?  あと、岩崎さんの話にもありますが、
どのみち residual circulation は地面付近はよろしくないので 850
hPa ぐらいより下は表示しなくていいんでは? (つまり、
.cut(-70..90,850..100) ぐらい)

それ以外での reidual circulation の分布は、概ねよさそうなんです
が、熱帯上部対流圏のハドレー循環上部に対応するところで、上下の矢
印ばかりが目立って、南北の流れが弱いのが気になります。流線関数を
描いたら、対流圏で閉じる部分が極端に少なそう。

林さん、どう思います? (塚原君、林さんに図を見せてください)
中高緯度は結構それらしいんで、計算間違いというわけではないかもし
れませんが、気になる。

それはともかく、residual circulation は exp(-z/H) を掛けた
ら非発散になりますので、質量流線関数が定義できます。それも計算す
るメソッドが欲しいですね。そうすると岩崎さんの論文なんかと比較し
やすくなります。